出会い ネットへの対抗
台本には「アハハ」と書いてありますが、演技の中で自然に笑えるようになるのは、すごく難しいのです。
でも、「笑うフリ」は難しいのです。
本当に気持ちが入っていないと、笑えません。
催眠術をかけると笑わせることができます。
そういう時の笑いは、本当にいい笑いです。
本能的には、笑えるのです。
本能的な笑いは、何が面白いのかわからない笑いです。
最初は何かきっかけがあったのですが、途中から、何が面白いのかわからないけれども、笑いがとまらなくなる瞬間があります。
くすぐったいのに近い感覚です。
涙が出るところまで笑ってしまいます。
笑いは、とめようと思っても、とまりません。
涙のほうが、突然とまります。
赤ちゃんが突然泣きやむのと同じです。
男性でも、感じのいい笑いがどれだけできるかが大切です。
まず、積極的に笑えるかどうかです。
笑い声は、すごく遠くからでも聞こえます。
授業参観に親が来たことは、親の笑い声でわかります。
親は後ろから入ってくるので、自分の親が来ているかどうかわかりません。
ところが、教室で笑いが起こった時に、親の笑い声はすぐに聞き取れます。
それぐらい、笑い声はよく聞き取れるのです。
笑わなくなったり、笑い声を出さなくなったら、その人の魅力は減ってしまいます。
よく、「笑顔、笑顔」と言います。
笑顔も大切ですが、笑い声も、見えないコミュニケーションとして、耳でのコミュニケーションとして、とても大切なことです。
笑顔だけど、笑い声がない人もたくさんいます。
笑顔から、ちゃんと笑い声が聞こえてくる感じのある人もいます。
オヤジも、笑う時は笑っています。
ゴルフに行って、お風呂に入って、ビールを飲んで「ガハハ」と笑っています。
その「ガハハ」がいけないのではありません。
それが好感が持てる笑いかどうかです。
「ガハハ」が、ハッピーな笑いだったらいいのです。
でも、自慢話とセットになっている「ガハハ」は、あまり感じがよくありません。
それより、自分の失敗談を話しながら笑っているほうが、好感の持てる笑いです。
その笑いが、何から発した笑いかということが大切なのです。
相手と一緒に、笑おう。
真剣になっている人のほうが、笑いがあります。
ダラダラしている中に、笑いはありません。
ダラダラしている中には楽しいこともありません。
楽しいことは、必ず真剣の中にあります。
オヤジが笑わないのは、真剣な場面がないからです。
真剣は、究極の緊張です。
笑いは、その緊張が緩和した時に起こります。
または緊張を緩和させたいために、笑いを求め、笑いをつくり出すのです。
緊張が解けて緩和に変わった瞬間、それは楽しさに変わります。
「笑い」と「楽しさ」は、真剣の中にしかない。
やってよかった、面白かったと思えます。
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